神道のお葬式
おはようございます。
儒教の「儒葬」や仏教の「仏葬」の影響を受けながら形作られ、今日に至っています。
この「神葬祭」でよく話に上るのが、「地域性」です。
地域によって、やり方が全然違うのです。地域どころか神職によってもやり方が変わるくらいです。
これは明治時代からずーっと言っていることなのです。
私は今後日本人が、「神道」と「無宗教」を同一視してしまうことによって、
自分の死後、葬儀を「無宗教」なるもので執行し、
その後家族などがどのように故人を偲ぶのかがわからなくなるという問題が増加することを大変懸念しています。
ですから、私は積極的に「神葬祭」を今後の日本人に勧めていく活動を展開していこうと思っています。
その為には、やはり「神葬祭」というものが「地域性」が豊かなものであっても、
これだけは、行うべきであるという骨子が必要です。
それが以下になります。
1 通夜 (甦りを期待する儀礼)
2 遷霊 (甦りがかなわず、御霊を霊璽に遷す)
3 葬場祭(故人の死を悼み、功績を称え、死を内外に示す)
4 埋・火葬(亡骸を埋葬もしくは火葬する)
少なくともこの4つは「神葬祭」を行うのであれば、外せない儀礼です。
地域によっては、この順番も前後する場合もありますが、
私はこの順序で行います。
また3と4の間に「葬列」というのも加えるべきであると考えております。
この4つを基本として、あとはご遺族と相談の上、葬前・葬後の儀礼を付け加える形をとりたいと考えいます。
またこれに加えて墓地の問題があります。
私は従来の家族で継承していく墓は、今後ますます減少していくと考えています。
これはそれまでの「家族制度」の否定と捉えられるかも知れませんが、
現実として不可能だと思います。
そこで私は今までにない、墓地のあり方を考案しました。
これを「陵倣墓地」と呼んでいます。
残念ながら、私は宗教法人を運営する代表役員ではないので、
墓地の運営はできません。ご興味のある法人の方は、詳しくお話いたしますので、ご連絡下さい。
またこの墓地のあり方は宗教はまったく問いません。
私は今後「神葬祭」が日本に普及する努力をしてまいります。
神葬祭にご興味のある方は、是非ご連絡下さい。お待ちしております。
それでは。