『神主の遺言』

『統合神道』唯一の神主のブログ。それぞれが「本当の私」と出会い、精神的な苦しみから脱して、自分らしい人生を送れるヒントを語ります。

ヴィバッサーナ瞑想の体験談とその後

おはようございます。

 

実は私、昨年ヴィバッサーナ瞑想というものに参加してきました。

当時運営していたブログにその体験談みたいなのを書いたのですが、そのブログを閉めたので、見れなくなっていたのですが、一応何かの役に立てばと思って再びアップすることにします。参加の予定の方はご参考になさって下さい。

当時書いた記事をそのまま以下に引用しますが、その下にその後と現在どうなっているかを書いていますので、最後までお目通し下さい。

 

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■はじめに

こんにちは。

平成30年9月13日から24日の間、千葉県にあるダンマーディッチャにおいて、ヴィバッサーナ瞑想を体験してきました。指導者・奉仕者の皆さん、本当にありがとうございました。

またこの瞑想の参加を許してくれた上司に感謝いたします。

これからこの瞑想を受けようと思う方に、少しでも役に立てばと思いブログを書きます。

 

■参加に至るまで

自分の「心」を4年くらい前から見つめるようになりました。そのころから「本当の自分」が「本当にやりたいことはなんだろう」という疑問が浮かび上がってきたのです。

そのような疑問を持ちながら様々な情報に触れているときに、瞑想を実践し続けることによって色々な効果があるということを知ったのです。そして、ある方のブログを拝見したときに「10日間施設にこもって瞑想をする」という、なんとも凄まじいものがあることを知りました。仕事が仕事なだけに(神職です)なかなかまとまった休みが取れず、自分には無理だな・・・とあきらめていました。しかしどうしても参加してみたいという気持ちが大きくなり、昨年の11月に宮司に相談し許しを頂くことができました。

 

コースへ参加するにはウェブ上で申し込みをしなければなりません。私は5月に参加の予定でしたので、予約開始の2ヶ月前に申し込みを行いました。しかしこの時は参加できませんでした。申し込み時に質問シートに色々と記入するのですが、その時飲んでいた薬を断薬してから6ヶ月以上経ってから参加してくださいと断られたのです。

こういう理由で5月には参加できず、9月の参加となりました。今回は問題なく参加を受理してくださいました。

 

■持ち物

持ち物に関しては、センターの方から事前にメールでお知らせがあるので、それをもっていくようにしてください。シーツは500円でレンタルできますが、持ってきている人もいました。

持ち物も人それぞれで、はっきり言って「超ずぼら」な私は、持っていった荷物の半分でよかったな。と思いました。

例えば、懐中電灯や長靴、脱ぎ履きしやすい靴(クロックス的なもの)は備え置きがいくつかあるので、共有するのに抵抗がない人はそれを使えばよいと思います。

洗濯をしている人それなりにいましたが、私は一回もしませんでした。着替えも4度ほど、スエットのズボンに至ってはただの一度も替えていません。毎日着替えないと気持ち悪いと思うようなデリケートな方は、それなりにたくさん持っていかないとダメだと思います。

耳栓は本当に必須だと思いました。いびきや寝言、他の方の荷物をガサゴソする音などで眠れないです。

 

■生活

宿舎棟は男女ともにA・Bの2棟あります。自分はA棟で、18台のベッドが横2列にズラリと並んでいます。手を伸ばせば隣のベッドに手が届くほどの間隔です。ティッシュや掃除用のコロコロなどが備品としてありますので、自由に使わせてもらえます。

 

トイレ・シャワー棟が宿舎から少し離れたところにあります。キャンプ場の炊事場みたいな雰囲気です。ここで歯をみがいたり、シャワーを浴びたりします。またここに水とお茶が常設されています。水筒に入れて宿舎に持っていくこともできるので、やはり水筒(ペットボトルでもOK)は持っていった方がいいでしょう。

 

食事は食堂でとります。いわゆるビュッフェ形式ですが、たくさんの種類があるわけではありません。白米・玄米・味噌汁・その他おかず。といったくらいです。もちろん肉や魚はありません。奉仕者の方々が作ってくれたおいしい料理です。

 

山の中なので「虫天国」です。あらゆる虫がいます。本当になんでもいます。しかしなぜか私が参加した時期には「蚊」がいませんでした。一回も刺されませんでした。もちろん夏にはいるんでしょうから、虫よけは必須だと思いますが。しかしその他の虫はたくさんいます。中でも私(たち)を悩ませたのが「G」です。そうゴキブリです。宿舎にいます。しかし殺せません。殺生は固く禁じられています。見つけた場合は網で取るしかありません。しかも沈黙を守らないといけないので、他の人に頼むことも、協力することもできません。気が付いた本人が意を決して捕まえるしかありません。やはりそういった点でいえば虫が嫌いな人は春から冬の時期に参加するのがいいでしょう。

 

■内容

日程については、サイトをご覧ください。朝の4時に起床し、21時に就寝です。

基本的というか、すべて瞑想しています。

グループ瞑想というのが、日に3回あって、この時間は瞑想ホールをでることができません。

ホールまたは自室にて瞑想時間は、どちらで行ってもよいのですが、人によっては施設内を少し散歩したり、ベッドに横になったりすることも可能です。

内容についてですが、私がここでお教えすることはできません。ただ前半はアーナパーナ瞑想という瞑想、以降がヴィバッサーナ瞑想を教わります。(10日目にも違う瞑想を習います)

 

聖なる沈黙と言って、他の参加者と話すことも、目を合わせることも、ジェスチャーをすることもできません。でもそれでもうまく生活できちゃうものです。人生のうちで9日間まったく人と話さないという体験は得難いものだと思います。10日目の朝(9時くらい)にこの沈黙が解かれます。みんな一斉に話しだします。久ぶりに声を出したせいか、声が枯れる感じがしました。

内容は結構ハードです。それほど帰りたいとは思いませんでしたが、5日目くらいには「まだまだ終わりは遠いな・・・」というような気持ちにかられます。でもなぜか後半になるにつれて一日が早く終わるよう思えました。それは他の参加者も同じようなことを言っていました。

 

 

■効果など

自分はここ数年睡眠導入剤を飲まないと眠れませんでしたが、この瞑想ですっかり要らなくなりました。それだけでも効果があったのだと思います。

奇跡体験みたいなことはありませんでしたが、この瞑想法を習得できたことが一番の成果だと思います。ちなみに奇跡体験みたいなものを求めてはいけないと指導されます。

 

 

■その他

参加者はいろんな人がいました。無職の人、学生さん、外国人、普通に社会人・ワーホリ経験者。ただ傾向として「音楽好き」「旅好き」という人が多いようでした。私もその一人ですが、なぜかこの瞑想に参加する人は、こうした人が多いようです。また「バイリンガル」が多いです。英語を話せる人が多い。見習いたいものです。

 

■参加予定の方へのメッセージ

行くなら本当に覚悟を決めていってください。途中で帰ってしまうのはもったいないです。本当に12日間を全うする覚悟を持ってください。

大変でしたが、私は行ってよかったと思います。また参加したいかといったら、今の時点では否ですが、数年後は心変わりしているかもしれません。

 

 

■最後に

繰り返しになりますが、指導者・奉仕者、職場の上司に感謝いたします。

この経験を今後に活かしていきたいと思います。ありがとうございます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

 

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引用終わり。

 

一年ちょっと前に参加したヴィバッサーナ瞑想ですが、今考えてもかなり貴重な体験だったと思います。

合宿が終わっても、毎日朝晩1時間づつの瞑想をするように勧められるのですが、私はなんと、次の日からやらなくなりました・・・

ただ、ここ数か月前から朝20分だけ瞑想をしています。それだけでもかなり気分がスッキリします。

 

睡眠導入剤ですが、今でも使用していません。というか処方もされていません。瞑想合宿での一番の収穫はこの薬を飲まなくなったことだと思います。

当時は精神科に通院していて、睡眠剤だけでなく、安定剤も処方されていましたが、結局この数か月後には通院することもなくなりました。これは瞑想のお陰というわけでなく、「あ・・・意味ないな・・・」と思ったからです。

くれぐれもこの合宿に行くと、薬を飲まなくなる。というものではないので、早合点しないでくださいね。

 

当時は「参加に至るまで」のところに書いてある通り、数年前から「本当の自分が本当にやりたいことは何か」という疑問が毎日頭を駆け巡っていました。

この神職という仕事を選んだことが間違いだったと思い、それでは他に何がやりたいのを知りたかったからです。

しかしまぁ当たり前かも知れませんが、瞑想でその答えを知ることはできませんでした。答えは自分の中にあり、思考を落ち着かせ、理由のない好きに耳を澄ますことによって、「本当の自分が本当にやりたいこと」に出会えると思いますが、その事に気づくのは、まだ数か月先の事です。

ただ、こうして今ある程度、昔に比べて迷いや苦しみが減り、「統合神道」というものを構築して、それを広めたい。という目標ができたわけですから、この瞑想もその一助になっているのかも知れません。

 

また、このヴィバッサーナ瞑想協会の資金の集め方にとても関心を持っています。

すべて寄付で賄われ、諸経費がここから出されているのは素晴らしいと思います。

今後の「統合神道」もこのやり方を参考にしたいと思っています。

 

こんな感じで、私は優秀な生徒でもなければ、その後も教えを守ってやり続けた生徒でもないので、あまり参考にはならないと思いますが、それでも貴重な体験をしたことには変わりないので、よかったと思っています。

 

 

今日は以上です。

それでは。