『神主の遺言』

『統合神道』唯一の神主のブログ。それぞれが「本当の私」と出会い、精神的な苦しみから脱して、自分らしい人生を送れるヒントを語ります。

離婚についてアレコレ

おはようございます。

 

この前の土日は七五三で神社がにぎわっていました。

ただ・・・土曜日に食べた夕食で食あたりを起こし、

日曜日の午前中には何とか持ち直したのに、

お昼に出た激辛カレーによって、再び体調が悪化・・・

結局早退して、家で休んでいると、今度は発熱・・・

救急外来で急性胃腸炎との診断。

そして昨日月曜日は公休だったので、一日中家にいて、

ようやく今日復帰です。

もう9月くらいからずーっと体調不良が続いています。

みなさんもお気をつけくださいね。

 

 

 

ということで??

今日のテーマは「離婚」について。

 

結婚に対して、離婚というのがあります。

私の周りでも、離婚した人もチラホラいて、離婚はものすごいエネルギーを使うと教えてもらったことがあります。

 

人が離婚をする原因(ひいては必ずしも男女の夫婦というわけでなく、あらゆる人間関係が破綻する原因)について、私の経験に基づいて考察してみたいと思います。

もちろん、離婚にも色々な理由があるでしょうが、その一つを取り上げてみます。

 

すごく、元も子もない言い方をしてしまって恐縮なのですが・・・

離婚の原因は・・・

 

「愛していない」

 

という一語に尽きると思います。

「当たり前だろ!」という声が聞こえてくるようですが、もう少しお付き合いください。

 

人間は自分にとって「足りないもの」を「補おう」とする習性というか本能みたいなものがあります。

 

例えば、乳飲み子が、「お腹が空いた(足りない)」と感じるから、お乳を求めます(補う)

或いは、部屋が暗い(光が足りない)と思うから、電気を点ける(補う)のです。

 

そしてこの補う事は心地よい事と感じます。

お腹が満ちてよかった(快い)

部屋が明るくなった(快い)

のようにです。

 

補う事は、心地よい事

そう思うことで、生命を維持したり、危険を回避したりするわけです。

 

心地よい事ですから、「好き」と判断するようになるのです。

 

 

人間は生きている上で以下のようなことがはしばしば起こります。

お金が足りない・・・

名誉が足りない・・・

家柄が悪い・・・

容姿が悪い・・・

権力が足りない・・・

学歴がない・・・

あの人より私は劣っている・・・

と思ってしまう、或いは人から言われるような出来事と遭遇します。

そして

「だから私はダメな人間なんだ」

と自分の事を評価してしまうのです。(経験あるはずです^^)

 

 

そして、この自分が劣っていると感じる部分(凹部分)を見つめながら、一生懸命努力をします。

※正確には努力という名の劣等感の穴埋め作業に励みます。

例えば、勉強を頑張ったり、美容やダイエットを頑張ったり、仕事を頑張ったり・・・

それだけではなく、何かを身に着けたり、嘘をついたりして、自分をもっとよく見せようとします。

例えば、ブランド品を見つけたり、身の丈に合わない車を買ってみたり、有名人と友達だと嘘をついてみたり・・・

 

そして、結婚相手を探し始めます。

もちろん、上記のように、自分の凹部分を埋めてくれるような「イイ人」をです。

なるべく、所得が高くて、高学歴で、高身長で、美人やイケメンで、家柄が良くて・・・

容姿や年齢は妥協してもいいけど、所得や学歴は譲れない。とかいろいろソロバンをはじきながら、「この人と一緒になったら私は幸せになれる!」と思った相手と結婚をするのです。

 

それが当たり前だろ!と思うかも知れませんが、残念ですが実はこれが離婚の原因の一つです。

 

そういう人にお聞きします。

「あなたは物ですか?」

「あなたは物あつかいされて嬉しいですか?」

 

もしあなたが、高学歴で、高所得で、高身長云々であったとしても、もし結婚相手が、あなたと結婚することによって、自分(その結婚相手)を良く見せるための結婚であれば、あなたは「道具」「物」としてしか見られていません。

 

その逆も同じです。美人で、家柄がよくて、スポーツ万能云々であったとしても、あなたが、あなたを良く見せるために結婚したのであれば、相手を「道具」「物」としてしか見ていません。

 

あなたも、相手も、当たり前ですが、大事な大事な、立派な立派な、掛けがえのない一人の人間(命)であるはずです。

 

それをお互い「道具」「物」として扱えばどうなると思いますか?

お互い、そんなつもりはない(意識していない)かも知れませんが、あなたの「命」はちゃんとわかっています。

 

「私は道具じゃない、物じゃない、一人の人間として扱ってほしい」と・・・

 

最初の話に戻りますが、

人間は「足りないもの」を「好き」だと思う習性があります。

 

「自分には〇〇が足りないからダメな人間だ・・・」という思い込みによって、それを「補う」ために様々行動を取ります。その一つに結婚があります。そして、この人なら私の足りない部分(凹部分)を埋めてくれる、補ってくれる。と思える人を「好き」だと感じるのです。

 

 

しかし、

「物」と「命」は明確に違います。

一緒であるはずがありません。

そんなこと、誰だって知っているはずです。

しかし、そんな当たり前の事を忘れて、自分を良く見せるための「物」を探すのと同じように、結婚相手を探してしまうのです。

 

なぜでしょう??

 

「自分が嫌い」だからです。

 

〇〇が足りないから「自分はダメな人間だ」という思い込みを持っているために、あなたは、もう二度と産まれてこない、たった一つの、これ以上ない最高の価値を持った、あなた自身が嫌いなのです。

 

だから、周りにある、少しでも他人から「スゴイ」と思われるような価値のあるものを探して、自分にくっつけて、自分をよく見せようとしているのです。

これを「拡大自我」言います。

拡大自我は良い面もありますが、悪い面もあります。

 

その悪い面の最たるものが、「人間」を「物」として扱ってしまう結婚なのです。

※ちなみに良い面というのは「馬子にも衣裳」みたいな場面です。

 

繰り返しますが、お互いそんなつもりはない(意識していない)かも知れませんが、あなたの「命」はちゃんとわかっています。

 

だから、不当に扱われることに対する反発心が生じてきます。

そして、最終的に「離婚」ということになるわけです。

ところが、子供がいたり、経済的に依存していたり、周りの評価が気になったりして、離婚ができないで、

 

「家庭」という「地獄」で生きることになるわけです。

 

家庭とは本来、もっとも安心・安全地帯であるべき場所です(子供は親を選べませんからこれには必ずしもこれに当てはまりませんが)

 

しかし、そんな場所が「地獄」と化してしまうのです。

それはなぜか。

 

それは絶対に、絶対に、絶対に!!!

「物」として扱ってはいけない、唯一の「命」を「物」として扱ってしまったことによります。

 

この世にあるものはすべて「道具」です。

あなたの人生をよくするための「道具」です。

有形・無形関係ありません。

会社だってあなたの「道具」です。参考 → 「道具」を使う

 

それを自由に選び、あなたは使うことができます。

しかし、唯一、人の「命」だけは、あなたの「道具」ではありません。

 

答えは簡単です。

 

「命」は太陽のように光輝く、どのようなものよりも素晴らしく、比較することなんてできない、完全完璧、最高至貴・・・の価値を有しているからです。

「道具」として扱うなどおこがましいのです。

 

「価値を有している」というのも実は不正確です。

価値そのものと言っていいでしょう。

この世の中は「少ないものに価値がある」ということになっています。その観点で言えば、

だから、その辺に転がっている石ころには値段が付きませんが、ダイヤモンドには高額な値段が付くのです。

 

確かにダイヤモンドは希少です。でも代えはあります。代えがあるどころか、ただの「物」です。

でも人間の「命」は「少ない」どころではありません。

この世(全宇宙)を探しても、一つしかありません。過去にも未来にもありません。あなたの命は今この瞬間に、たった一つしか存在していません。

しかも、同じものを作り出すことは、どう頑張ってもできません。

当たり前だと思うかも知れませんが、人間はそれを生まれた瞬間から、どんどん忘れるよう、様々な罠が仕掛けられているのです。

 

その罠が、この物理宇宙(世界)の最大の特徴である・・・

 

「差」です。

 

あらゆるものに「差」があることによって、「足りている」「足りていない」「多い」「少ない」などを感じるように出来ています。

 

その「物差し」によって、自分を測り、不足部分を嘆くのです。

そして、自分に凹部分があると感じ、それを嘆き、それを埋めよう、補おうと必死になって、それだけで、大事な一生を終えてしまう人がいるのです。

 

どうか、自分の「命」の価値に気づいて下さい。

そうすれば、他人の「命」を道具に使うようなことはありません。

自分の「命」の輝きを使って、本当に愛する人と出会い、その人の「命」をより光輝くお手伝いをしようと思うようになります。

それが本当の結婚であり、交際であり、友人付き合いというものです。

 

この「離婚」の話は、本当に奥が深くて、話があっちへ行ったり、こっちへ行ったりしてしまうのですが、なるべくまとめてみました。

何かの参考になれば幸いです。

 

それではまた。