『神主の遺言』

それぞれが「本当の私」と出会い、精神的な苦しみから脱して、自分らしい人生を送れるヒントを語ります。

「口だけ人間」の見分け方

おはようございます。

ご訪問ありがとうございます。

昨日と打って変わって、晴天です。

ただスゴイ風が強いですので、洗濯物など飛ばされないようにお気をつけください。

 

 

 

さて

みなさんの周りに、こんな人いませんか??

 

「口だけ人間」

 

この人、口は達者だけど、よくよく考えてみると、ロクに成果を出してないなぁ~。

本当に実力があるのかなんなのかよくわからないけど、妙に存在感だけはあるから、イザという時には力を発揮してくれるんだろう・・・

みたいな人。

今日はこういう人のお話です。

 

 

ズバリお答えしますと。

こうした「口だけ人間」を見抜く最も手っ取り早い方法がちゃんとあります。

それが・・・

 

「現場にいない」です。

 

「現場にいない」というのは、実際に自分の能力を発揮するべき場面になると、物理的にその場にいない。ということです。

会議(ミーティング)とか、準備や片付け、飲み会なんかでは中心的な役割を果たしますが、いざ、例えば、試合とか、試験とか、プレゼンとか・・・

とにかく「本番」という場面になると、その場にいない、もしくは別の用事を作り出して、その場から消えるといった感じです。

 

 

こういう人がいたら、その人は「口だけ人間」とみて間違いありません。

実際の戦力として考えると、予定や目算が狂い、後で痛い目にあいます・・・

この私が言っているのだから間違いありません!

何せ私が「口だけ人間」の典型だったからです(笑)

 

 

もちろん当時はそんなことは思っていませんでしたが、

今にして思えば、間違いなく私は「口だけ人間」そのものでした。

私だけではなく、学校でも、会社や組織でもこうした人っていると思います。

なぜこんなことになるのでしょう。

実はと~っても簡単です。

 

 

「成功体験がほとんどないから」です。

 

 

「成功体験」というのは、その人の成長過程において、自分の力で何かを成し遂げた。という過去の体験です。人間はこの体験を積むことによって「自信」を付けていきます。

日本語というのはよくできているもので、この「自信」というのは「自分を信じる」と書きます。つまり自分にとって自分というのは非常に曖昧で、よくわからないものなのです。

しかし「成功体験」を積むことによって、その曖昧なものを、やがて確固たるものにするわけです。それを「自信」と言うわけです。

 

「成功体験」というのは、何も試験の合格とか駆け足で一位になったとか、そういう大それたことではありません。(これも大事ですけど)

積み木が上手にできたとか、親のお手伝いがちゃんとできたとか、苦手だった漢字を一つ覚えたとか・・・

こうした小さな「成功体験」を積み、そして主たる養育者がこれを正当に評価し、褒めることによって、人間は自信を付けていくのです。

 

しかしこれがうまく行かないと、自分を信じることができません。

そんな信じられない人間を「本番」という場面に連れて行っても結果はわかりきっています。また傷つくだけです。だから理由を付けて「逃げる」のです。

これが「口だけ人間」のメカニズムです。

 

今は全然交流がありませんが、学生の頃、私は運動系のサークルに所属していました。当時私と長く付き合っていた同期や後輩の中には、そんな私の「本質」に気づいていた人間もきっといたと思います。彼らは「実力」で勝負していましたから。

 

とは言え、それが私の生きる術でした。好い悪いは別にして。

そうすることで、私は生き残りをかけたのです。

しかし、残念ですがそれだけではこの社会は生きていくことができません。

やはりどうしても、本人の実力が問われる場面がやってくるのです。

ですから、私のような「口だけ人間」という「成功体験が少ない人間」は、今からでも、「成功体験」を積み、自分という存在を信じられるようにしていってほしいのです。

私は今その作業の真っ最中です。自信満々なんて程遠いですが、それでも自分という存在を認めてあげたいと心から思っています。

 

そしてこれは私なりに編み出した、小さな自信の付け方なのですが、それが「スケジュール通りに生きる」というものです。

つまり「自分との約束を守る」とイコールです。

これ、非常に効果が高いと思います。

エクセルで、左から

日付・曜日・予定・記録の順番でセルを作成します。

予定にはその日にやることをメモします。(〇〇に行く、〇〇買う、〇〇会う)など

記録には実際に行ったことを書きます。

予定通りであれば、自分との約束を守ったことになるし、予定に加えて別のことをすればもっとやったことになるし、予定とは違うことをした場合はその理由を明確にして、また別の日に振り返る。と言った感じです。

ジムとかプールとかは別のセルを作って、そこを四角く罫線で囲み、行ったら「1」と入力して、全て足すと一年で何日行けたかわかるように足し算しています。

 

こうすることで、自分との約束を守ったか、守れなかったか、守れなくてもまた別の日に守ったか。が解ります。

とても些細なことですが、繰り返しますが効果が高いです。

私のような人間じゃなくても、普通の人にもおススメですので、是非参考にしてみて下さい。

 

特に自分に自信がない、自分を愛せないというような方にはとても良いエクササイズになりますので、実践してみて下さい。

 

 

それでは今日はここまで。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。