おはようございます。
ご訪問ありがとうございます。
昨日は雷雨でしたね。今日は打って変わって晴天です。
今日はボンヤリしていません(たぶん)
さて
今はいい時代で、インターネットさえつながっていれば、
たくさんの情報に触れることができます。(もちろん取捨選択が必要ですが)
私もこのインターネットがなければ、今の自分はありませんし、
大切な人との出会いもありませんでした。
いつもこのブログでお話する「解放カウンセラー仁」という方とは別に、
まだ何人か影響を受けている人がいるのですが、
今日はその内の一人のお話です。
お名前を「坂元雅明さん」とおっしゃり、元は「加藤秀視」と名乗っておられた方です。
最初に申しておきますが、私はこの坂元さんと面識はありません。
ユーチューブの動画で知り、ご著書を拝読しただけです。
彼を紹介した動画がいくつかUPされているので、
できれば機会を捉えて一度見てもらえると嬉しいです。
非行少年少女と向き合う姿にとても感銘を受けるのですが、
彼自身も幼い頃、父親の暴力による苦しい家庭環境で育ち、
やがて非行の道へと突き進んでしまったわけです。
しかし更生を誓って、仲間と共に建設業を興し、
実業家へと立身して、今では「リーダー育成家」という立場で、
多くの人や組織の力を最大限に引き出すという活動を展開されています。
動画を通して、彼の言動を慎重に観察していくと、
様々な大事な「キーワード」が浮かび上がってきます。
そしてこれらは「心の仕組み」を勉強している人たちであれば、
きっと類似点を見出せるものが多いと思います。
一番初めに彼の動画を観た時、このようなシーンがありました。
彼の前にやってきた非行少年を何日間か預かるという内容なのですが、
その際、その少年と話会っている途中で加藤さんが声を荒げたのです。
そして「殴ってきやがれ!てめーなんかぼこぼこにしてやる!」(正確な表現ではありません)
と言って、その少年を要は「力」で抑え込むような感じになりました。
こうした場面は他の動画でも登場するのですが、
最初私は加藤さんのこうした「強さ」みたいなものは、
ご自身が非行少年であった事や裏の社会で生きてきたという「過去」をもっているという部分に裏打ちされているのだろうか・・・と思ったわけです。
つまり、物理的に俺は力があるんだぞ!という自信があるからこうした言動が取れるのだろう。と考えたわけです。
ここで私の話になってしまいますが、
私も同じようなことをしろと言われたらできると思います。
しかし全て「演技」です。
そしてここが一番肝心な所なのですが、
私の場合歯向かってこられたら必ずそれ以上強く出れません。
なぜなら「弱い」からです。
物理的に弱いし、他人と闘うというメンタルが脆いのです。
(このブログでも何度も紹介しているようにこれが私の「特性」なのです)
ですから私は加藤さんのように、
自分は強いという自信をもっていませんので、
彼と同じようなことはできないな。という感想を持ちました。
しかし、その後も何度も何度も彼の動画を見て、
著書を拝読し、色々と思いを巡らせていくと、
上に記した非行少年に対して、時に力づくて向き合えるのは、
自身の物理的な強さももちろんあるとは思いますが、
実はそれとは直接的には関係がなく、
飽くまでも補助的なものなのではないかと思うようになりました。
ではなぜ彼が非行少年らに対して、
本気で向き合うことができるのかというと・・・・
きっと・・・
「人間の心が何よりも美しい事を知っているから」
ではないかと思うようになったのです。
いかに心が荒んだ子供であっても、
それは単に「表現」であり、その人の本質とはまったく関係はない。
ということを、経験として、そして自身の体験として100%理解していることが、
彼の強さや活動すべて「根拠」になっているように思うのです。
今回は非行少年の更生を例に挙げましたが、
その後の活動である「人材育成」というのも、
「その人が持っている力を引き出す」ということがメインだと思います。
この活動に着手しようとしたのも、
やはり「人間の心が何よりも美しい事を知っている」からであり、
つまり、人にはそれぞれの能力や魅力があることを理解しているからだと推測しています。
ですから
私も、今精神的に苦しい人も(全ての人が)
「人間(自分)の心の美しさ」を信じるのではなく、
「知る事」によって、大いにその人生が好転するのではないと思うのです。
この「知る」という作業は非常に大変です。
しかし少なくとも私は加藤さんの姿や言動を通じて、人間の心の美しさの一旦を知る事ができますし、それを自己に重ねて考えることも可能です。
こうした積み重ねが、やがてゆるぎない自信へとつながっていくのではないかと思っています。
何かの参考になれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
※著名な方ではありますが、坂元さんの紹介をここで致しました。お許し頂きたく存じます。ご本人・関係者の方が万が一お読みになり、内容に問題があった場合は直ちに削除いたしますので、ご連絡下さい。