『神主の遺言』

それぞれが「本当の私」と出会い、精神的な苦しみから脱して、自分らしい人生を送れるヒントを語ります。

鹿児島を巡る

おはようございます。

ご訪問ありがとうございます。

 

しばらく更新できませんでした。

ツイッターではお知らせしていましたが、旅に出ていました。

非常に個人的な理由で鹿児島の「霧島神宮」を参拝してきました。

初めての鹿児島だったので、他にも色々とめぐってみようと言うことで、

何かと忙しいこの時期ですが、3日休みを取って行ってきました。

レンタカーを借りて、鹿児島をぐるっとしたきた感じです。

 

 

霧島神宮天孫天照大御神の孫)を始めたくさんの天津神高天原から降ってきたとされる高千穂峰を望む神社です。

社殿は重文に指定されていて、今から400年前に建てられたそうです。

社殿内部の写真は撮れませんでしたが、島津のお殿様が寄進された社殿なので、大陸と交易があった影響で、鎖国時代にありながら大陸の影響を受けた彫刻が印象的でした。

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霧島神宮

 

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鹿児島神宮

その後、鹿児島神宮照国神社・鹿児島県護国神社・南洲墓地・南洲神社をお参り。

南洲墓地とは西郷隆盛のお墓を中心に、西南戦争薩軍側の将兵墓所の事です。

西郷隆盛のお墓を、彼に従った?彼を担いだ?たくさんの人々が取り囲んでいるような配置になっています。不平士族最後の反乱が西南戦争でしたが、今でもこの墓地にはサムライたちの意気のようなものが充満していました。本当です。

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南洲墓地(中心の墓が西郷隆盛の墓)

その後、どんどん薩摩半島を南下して、知覧まで。

知覧と言えば特攻平和会館です。特攻隊の皆さんの遺書・遺品がたくさん展示してあります。

一首捧げました。

特攻に行きて帰らぬますらおがいやはてに見る開聞岳かな

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開聞岳(奥の三角の山)特攻隊はこの山を最後に臨んで沖縄等を目指しました。

 

次いで指宿で一泊。指宿と言えば「砂風呂」

こちらも写真はNGでしたが、暖かい砂の中に埋めてもらいます。

砂の暖かさと重みで不思議な感じがしました。

ただ終始感じていたことは・・・砂風呂の経営って人件費がかかるだろうなぁ~ということです。常に係の人がいて、お客を埋めないといけないので。

 

次の日はフェリーに乗って大隅半島へ。(先ほどの開聞岳の写真は2日のフェリーで撮ったものです。)

大隅半島に着いて雄川という美しい川と出会い、滝があるということで向かいましたが・・・・車から降りて20分の山道との事。スーツで革靴なので断念して、入り口のお茶屋で休息。ただこの川の透明度は写真の通りすごかったです。

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雄川(夏だったら入りたかった)

次に鹿屋を目指しました。鹿屋は航空基地が今でもある所です。

やはりこちらも資料館があります。知覧は陸軍、こちら鹿屋は海軍の飛行基地でした。知覧同様に特攻の基地とされ、ここからも多くの若い将兵が二度と帰らぬ戦いに向かいました。展示は写真は撮れませんが、このゼロ戦だけは撮影OKということで、私だけでなくたくさんの方が写真を撮っていました。

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復元されたゼロ戦

大隅半島を北上していくと、左側にどんどん桜島が大きく見えてきます。

桜島は今でも活発な火山活動を続ける山です。ただ地元の方に聞いたら、最近ずいぶん大人しいらしく、それが逆に怖い・・・との事です。

大正の初めに大噴火をした桜島ですが、今その時に近いくらいのエネルギーをため込んでいるそうです。しかし地元の人は温泉だったり、降ってくる灰を利用した農業だったり、火山の恩恵もたくさん受けているので、この山を愛しているとの事です。これも地元の方が言っていましたが、西郷さんは雄大桜島が常に心の中にあったから、リーダーとして慕われたんだろうとおっしゃっていました。私もそう思います。やはり環境から人間の精神は大きな影響を受けるものです。

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桜島

車を返して、ホテルでもう一泊。朝の飛行機で羽田に帰りました。

離陸してすぐに撮った写真です。

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鹿児島を空からみた風景

本当に美しい山河です。

鹿児島は見所たくさんです。是非みなさんも訪れてみて下さい。

 

それでは今日はここまで。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

(追記)

各所で動画を撮ってきました。

しばらくユーチューブはこの鹿児島の話題が続きます(^^;