『神主の遺言』

『統合神道』唯一の神主のブログ。それぞれが「本当の私」と出会い、精神的な苦しみから脱して、自分らしい人生を送れるヒントを語ります。

神社本庁の全面敗訴の報を受けて

おはようございます。

ご訪問ありがとうございます。

今日は相当批判めいた記事です。でもありのままの気持ちを書きます。

 

 

昨日のニュース。

bunshun.jp

裁判の内容云々について私は語る事は致しません。

ただ、どうしても言いたいコトがあるので、一つだけ・・・

 

神社本庁(私も所属しています)が自身を、

伊勢神宮や皇室と密接な関係があって、いわば『日本の国体』の根幹を護っている最後の砦」だと思ってる点です。

 

このブログでも、ユーチューブでも、私は「日本の国体」について語っています。

www.youtube.com

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日本の国体を語る上で「神道」を外して論ずることは絶対にできません。私が神主だから言っているのはありません。

私たち日本人が、この「国体」を学ぶことは、学校であらゆる教科を学ぶ事と同じく大切なことなのです。しかしそれが今はすっぽり抜けています。

この動画の核心部分を一言で言えば、「神道は日本人の感覚の表現」ということです。

日本人が日本人である限り「神道」が無くなることはありません。

しかし、「神道」と「神社界」は全くの別物です。

先ほども述べた通り「神道は日本人の感覚の表現」であるのに対し、

非常にキツイ言い方をしますが、

「神社界」とは「神道的エッセンスを用いた宗教ビジネス利権を守る人たちの集団」に過ぎません。

 

お守りという商品を販売し、ご祈祷というサービスを提供し、お祭りというイベントを開催し、そしてこれらの利権を主に「身内」に相続させることが「神道」という信仰を守ることであると信じ、「神道的エッセンスを用いた宗教ビジネス」という市場を75年間寡占的に支配しているのが「神社界」です。(たまに逐次投入みたいな「教化」をしています。)

 

また、神職の養成段階で、或いは初任や中堅など各種講習において、

「我々神職は『日本の国体』の根幹を護っている最後の砦です、みなさんその自覚を持って下さい。」なんてセリフを教授や講師が述べたことがありますか?

そもそも「国体論」を学ぶ授業がありましたか?ありませんよね?

先に貼った私のユーチューブでの国体論は、全て私の神明奉仕、日々の生活、そして苦しい精神状態から何とか解放されようという「もがき」の中から生まれたものです。決して神職の養成課程において学んだ事ではありません。

 

にも拘わらず、「伊勢神宮や皇室と密接な関係があって、いわば『日本の国体』の根幹を護っている最後の砦」という、これ以上ない噴飯ものの誤認をするようになったのが、私を含めた現在の神社本庁です。

 

伊勢神宮や皇室と密接な関係」があるのは「日本国民」でしょ?

 

日本の戦後の学校教育から始まって、NHKから民放、朝日新聞から何から何まで、連日連夜、日本の名誉と尊厳を踏みにじり、外国の卑劣な工作がありながらも、

それでも、国民の大多数が天皇を「何となく」でも大切なものだと感じ、正月には神社へ行き、地域の祭りを楽しんでいるのは、「神社界」の指導?教化?努力?ではありませんよ。

 

素朴で、純粋で、優しい「日本人の良心」でしかありませんよ。

 

現代において『日本の国体』の根幹を護っている最後の砦が、

この「日本人の良心」であるということになぜ気が付かないのでしょうか??

「神社界」がこうした「日本人の良心」の土台の上に乗っかっていることになぜ気が付かないのでしょうか?

お金や見栄や地位や名誉が、こうした大切なものを見えなくさせてしまうのかも知れません。

或いは「神社界」の根本問題である「自己分析能力」の絶望的欠落が原因かも知れません。

しかし一番の根本原因は・・・・

神社本庁(戦後の神社界)が「戦後(体制)レジーム」そのものだからです。

魚は水の中で生活していることに気が付きません。なぜなら水の中という空間が「当たり前」になっているからです。

戦後の神社界は戦前を否定することで成り立っている「戦後」という水槽の中に存在しています。だから戦後の様々な矛盾に気が付かないのです。

マッカーサーが怖くて作った神社本庁という組織を今でも存続させ続け、国の成り立ちが書かれた『古事記』や『日本書紀』などの神話を読むように勧めておきながら、私たちは宗教なので、国とは関係ありませんとし、挙句の果てにはアメリカに押し付けられた憲法を改正しろとまで言い出しているのです。

こんな鵺(ぬえ)みたいな人たちのどこに説得力があるでしょうか?

誰が本気で話を聞いてくれるでしょうか?
私は言いすぎでしょうか?
もしこのブログをどこかの神職さんが読んで下さるのであれば、是非考えるきっかけにして欲しいと願っています。

 

さて、冒頭に添付した記事もそうだし、日本の各所・各界に巣くう日本の国体の破壊を推進し、それを喜ぶ人たちは、今回の裁判の結果を受けて、それは大喜びしていることでしょう。

私のこの記事ももちろん今の「神社界」への痛烈な批判の一つです。もし彼らと私のこの批判を混同し、私の神職資格の剥奪や、宮司への厳重注意など行うようなら、それこそ「神社界」って北朝鮮も真っ青な人治主義と言われるでしょう。(今でも十分そうですけど。)

 

 

それでは今日はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。