「感覚」を伝える・体感する
おはようございます。
ご訪問ありがとうございます。
私はスポーツを中学・高校とまともにやって来なかったので、
監督やコーチと言った指導者から、ああしろだとかこうしろだとか言われた経験を持っていません。
でもスポーツをやっていた人の話を聞くと、
例えば野球であればバットの振り方とかその角度とか、
水泳であれば手の入水角度とか水中での体の倒し方とか・・・
そういった「技術」をあの手この手で「伝えて」いるわけですが、
それと同時に、いやむしろそれ以上に・・・
「感覚を伝える」ということに心血を注いでいるよう感じるのです。
スポーツとはもちろん、その技術を競うものであり、
それが秀でていることが勝敗に大きく関わってきます。
それは大前提なのですが、
「勝利の感覚」という大雑把なものではなく、
スポーツにおける場面場面を切り取り、
「こうすると、こうなる」
という監督やコーチが既に「体感」した感覚を、
なんとか「別の人間」である選手に伝えようとしているのだろうと思うのです。
この感覚を他人に伝えるというのが容易ではないことは誰でもわかります。
何しろ「分離」している相手に、自分が感じた感覚を、言葉やジェスチャーと言う非常に表面的な方法で伝えるわけですから大変だと思います。
とは言え、私たちは言葉・文字・ジェスチャーくらいしか、相手にモノを伝える手段をもっていませんで、その中の範囲でやるしかないんですけどね。
そして、ここからが私の体験談なのですが・・・
少し前まで「仁式引き寄せ講座Permit」
検索結果
ウェブ検索結果
という、有料で仁さんから引き寄せの勉強をする動画を視聴し、引き寄せに関するノウハウだけでなく、その本質なんかを学んでいました。
そこで、おっしゃるには・・・
例えば今手持ちのお金が数百円だったとしても、
「まだこんなにある、あれ買えるし、あんなこともできる、ありがたいなぁ~」と思うから、より大きなお金を引き寄せることができるのであって、不平不満を口にしていれば、望むような結果を手にすることはできない。との事でした。
或いは
「お米と納豆があって、今日もご飯が食べられる、ありがたいなぁ~」と思うからこそ、だんだんと豊かな食事ができるようになるのであって・・・(以下略)なのだそうです。
確かにおっしゃる意味は良くわかりますし、理解できます。
つまり「言葉」というレベルで言えば、ちゃんと私という分離した相手に伝わっているわけです。
しかし、実際その「ありがたいなぁ~」という「感覚」が伝わっているかと言えば、決して聞いた時点では伝わっていなかったのですが・・・・
つい先日、あぁこの事かぁ~という「気づき」があったのです。
私は以前どこかのブログでも書いた通り、
20代から30代前半まで、毎日毎日毎日毎日・・・・
体のどこかが痛い人間でした。
痛くない日はありませんでした。特に背中と首がいつも痛くてひどい日は全く体が動きませんでした。もっと言えば息をするのも困難なくらいでした。
詳しいことは省略しますが、私の体の痛みの原因は、私の「心」の在り方が大きく関係していました。それに気づいたのが30代の中盤です。
そしてそれに気づいたことによって、痛みは本当になくなって行きました。
すごく信頼のおける整形外科の先生や整体師さんとの出会いもありましたが、
それらを引き寄せたのも、私の心だったと思います。
そして今では全く痛くありません。
タイピングのし過ぎと、お守り・御札作りで腱鞘炎になったりはしますが、
20代前半から苦しんだ体の痛みは本当に一切ないのです。
それは、今にして思えば、己の心と向き合い始めたことによって、
本当に少しづつではあったけど、痛みがなくなって行き、
できることが少しづつ増えていくことを喜び、
やりたかった運動ができるようになっていくことに感動していきました。
そして、本当につい先日・・・
何気なく背伸びをした時に、
数年前なら姿勢を正すだけで痛かった背中が十分に伸び、
曲げれば必ず激痛が走った首が自由に動くという、
普通の人であれば「当たり前」と思うことを、
しみじみと「ありがたいなぁ~」と思ったわけです。
そしてその瞬間・・・
仁さんが言っていたことを思い出し、「ああこれか・・・」
とその「感覚」をようやく「体感」することができたわけです。
本当に私の場合は時間がかかりましたが、
とても大切な気づきをこの体を通じて得た感じがします。
そして、一度この感覚を体感すると、別の場面においても応用できるのではないかと思っています。
私の次なる挑戦はこの「ありがたいなぁ~」をいかに多くの場面で応用するかではないかと思っています。
今日は「感覚」という非常に言葉では表現しにくいお話でした。
伝わったでしょうか?
何かの参考になれば、幸いです。
それでは今日はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございます。