『神主の遺言』

それぞれが「本当の私」と出会い、精神的な苦しみから脱して、自分らしい人生を送れるヒントを語ります。

「口は災いの元」「口は幸いの元」

おはようございます。

 

台風が沖縄にいます。お気をつけください。

 

 

 

 

「口は災いの元」

 

という言葉があります。

 

すご~く実感しています。

 

皆さんもそんな経験したことないでしょうか??

 

もう少し、僕が無口だったら、あの時無用なトラブルは避けられたのに。

 

とか思い出して、げんなりすることがたまにあります。

 

傾向としては、余計な一言というのは、即効性があって、割と早い段階で、言った本人にしっぺ返しがきて、

 

悪口・陰口というのは、時間をかけて、地球を一周してから、その人の後頭部にコツンと当たって帰ってくるように思えます。

 

こういう、余計な一言や悪口・陰口を頻繁に言う人は、こうしたネガティブな言葉を発することが習慣になってしまって、

 

コミュニケーションの方法だと思い込んでしまっているので、普段こうした言葉を口にしない人からすると、

 

「え?なんでこんなタイミングで、いきなり誰かの悪口なんて言うの??」とびっくりしてしまう程です。

 

こういう人が正常な状態に戻るには、

 

「なんで自分ってこんなに悪いことが続くのだろう・・」といったように、

 

自分の状況が廻りと比べてなぜか悪いということに気づくところから始まります。

 

そして、今述べた通り、ネガティブな言葉を発することが習慣になってしまっていたことが、

 

大きな要因であることに気づく必要があるのです。

 

その後は、ひたすら余計な一言、悪口・陰口を言わない。という修行が始まるわけです。

 

それまでの習慣を変えるというのは、とても大変です。

 

でも、1ヶ月もすれば、結構慣れてくるもので、心の中では相手を批難するような言葉が浮かんできますが、

 

それを言わないようにできるものなのです。

 

(ちなみに心の中では何を思ってもいいんですよ。言葉に出すのがダメなんです。)

 

それがなくなってくると、本当に今まで起きていた悪いことや不利益が生じなくなってきます。

 

ここまでが、「口は災いの元」のお話です。

ここからは、「口は幸いの元」のお話です。

 

ネガティブな言葉を発すれば、悪いことが続くのです。

 

だから、ポジティブな言葉を使えば、良いことがやってくるのです。

 

良い事というのは、宝くじに当たるとか、出世するとか、色々ありますが、

 

良い事の大前提というのは、「心が平安である」ということです。

 

そうでなければ、いくらお金があろうが、名誉があろうが、意味がありません。

 

今までネガティブな言葉を使っていた人が、いきなりポジティブな言葉を使うのは、

 

なかなか難しいのですが、とっても良い方法をお教えします。

 

それは・・・・

 

「お風呂で体ゴシゴシありがとう」です。

 

ポジティブな言葉はたくさんあります。

 

でもその中でも最高峰に位置するポジティブな言葉は「ありがとう」です。

 

この言葉を自分自身にかけてあげるのです。

 

殆ど毎日みなさんお風呂に入ると思います。

 

その時に例えば頭を洗っている時に、

 

「頭さん今日も色々考えくれてありがとう」

「お腹さん今日も消化してくれてありがとう」

「脚さん重い体を支えてくれてありがとう」

 

と言ったように、それぞれに「さん」をつけて、お礼を言いながら洗ってあげます。

 

小さな声でいいので、声に出してください。

 

お風呂に入るという一日の終わりに、自分自身に感謝の言葉をかけるという、

 

素晴らしい習慣を身に着けることによって、

 

必ず心に平安が訪れます。

 

そうなった上で、様々な良い事をさらに自分に引き寄せていけばよいのです。

 

先ずは自分の心を豊かにするために、ポジティブな言葉を使うようにしていきましょう。

 

このことを、昔の日本人は「言霊」と呼んだわけです。

 

 

 

それでは今日はここまで。