『神主の遺言』

それぞれが「本当の私」と出会い、精神的な苦しみから脱して、自分らしい人生を送れるヒントを語ります。

新成人の皆様に愛を込めて一言だけ

ご訪問ありがとうございます。

 

今日は「成人の日」ですね。

新成人の皆様に心からお祝いを申し上げます。

 

いつものクセで、ながなかと記事を書いてしまいそうになるのですが、

 

今日はできるだけ簡潔に書きたいと思います。

 

簡潔ですが、満身の思いを込めて短い言葉をお送りいたします。

 

では参ります。

 

 

 

「どうかご自分を大切になさって下さい」

 

 

 

これだけです。

でもこの一言に私の全ての思いを込めています。

 

 

 

あなたの周りにはたくさんの「価値のあるもの」に溢れています。

札束がうずたかく積んであれば、それはもちろん「すごい!」と思うでしょう。

「金持ち」というだけで、なんとなくその人が「偉い人」のように感じるでしょう。

ブランド品を身に着けるとなぜか自分が人よりもランクが上な人間のように思うでしょう。

しかしこれられはすべて錯覚です。

大事なのは、あなた自身です。今生きているあなたが何よりも尊いのです。

 

これから先、

どうか目の前に「もう一人の自分」がいると思って生きてみて下さい。

そのもう一人の自分を「我が子」だと思って育ててあげて下さい。

「大切にする」というのがどういう意味だか解ると思います。

 

その「我が子」が

辛いからと言って、挑戦をしないことを許しますか?時には厳しく突き放すことあるでしょう。

嫌いだからと言って、大事なことを避けていることを許しますか?時には向き合うことを促すでしょう。

好きだからと言って、そればかりやらせますか?他の事にも目を向けさせ選択肢を広げさせることをあるでしょう。

 

自分という「我が子」を「大事にする」というのはこういうことです。

甘えさせることも大事、負荷をかけることも大事なのです。

 

そうすれば、自然と「自分という存在」を認め、そして先ほど出てきた、あなたの周りにある「価値あるもの」を自分で上手に使うことができるようになります。

お金に使われるのではなく、お金を上手に使うことができるようになります。

権威やブランドを上手に使って、より人生を豊かにすることができます。

順番が逆になるということです。

 

・・・・長くなってしまいそうなので、この辺に今日は止めにします。

最後にもう一度だけ、申しあげます。

 

「どうかご自分を大切になさって下さい」

 

自分をとことん嫌い、ぞんざいに扱い、乱暴に生きてきた私から、

成人を迎えたあなたに心からお願いを申し上げます。

今日を楽しんでくださいね。

 

それでは!