『神主の遺言』

それぞれが「本当の私」と出会い、精神的な苦しみから脱して、自分らしい人生を送れるヒントを語ります。

あなたと友達

おはようございます。

ご訪問ありがとうございます。

雨の土曜日。お部屋の片づけなんかいかがでしょうか?

体調にはお気をつけください。

 

 

 

昨日、ONだったのか、録画だったのかわかりませんが、

お笑い芸人の出川哲朗さんとロッチ中岡さんのお2人が、

沖縄の竹富島を訪れるという番組をやっていました。

普段全然テレビを観ないのですが、竹富島の美しさに惹かれて少し観ていました。

 

すると出川さんが「いつも言わない真面目な事をいうけど・・・」と切り出して、

「友達って一般的に10代とか20代でできるのが普通だけど、40を越えてもこうして大切な友達ができてうれしい、これからもずっと友達でいて下さい」と中岡さんに言っていました。中岡さんもとても感激した様子で、涙を流していました。

 

私は「あぁぁぁ!それ明日のブログで書こうと思っていたやつぅ!!」

とびっくりしました。

 

どうやらお二人は、最近になってから知り合い、仲良くなったらしく、プライベートであっちこっちに遊びに行って、とても良い友達になったそうです。

出川さんはこんな大人になってからでも友達ってでできるんだ。と思ったようです。

 

芸能人というのは、金銭感覚や時間の使い方、遊び方など、私たちと色んなことが違います。ですからそうした者同士だったから、ぴたっと息が合ったというのもあるでしょう。しかしそういうのを抜きにして、出川さんがおっしゃる通り、

 

「友達」というのは若い頃に作るというのはただの「思い込み」だ。ということです。

 

別の言い方をすると、若い頃(学生時代)に付き合っていた友達というのは、友達ではなく、単に同じクラスだったとか、同じ部活だったとか、所属を同じにする人間だったたけ。という場合もあるわけです。それを「友達」と思っていた。ということです。

 

但し、いわゆる「多数派」の人であれば、別に「あの人は本当に友達だったのか?」「友達だと思い込んでいただけなんじゃないか」なんて上記のようなことを考える必要はないと思います。同じ時代を過ごした大切な仲間だし、きっと「心が通っていた相手」だと思います。

 

ところが・・・

私のような「少数派」はそうではありません。

過去の人間関係を丁寧に分解していくと、「こりゃ友達とは言えないぞ」というのが次から次へと出てくるのです。

もちろんここで具体的なことはお話できませんが・・・

ただ私の場合は、すごく簡単に言うと、自分の身を危険から守るために、あえて自分に危害を加えてきそうな人物と親しくしていた。というのがあります。

これがまさしく「迎合」と「取り込み」というやつです。

自分を抑え、相手を利用するということです。

(誤解を恐れず言えば、これが「政治的センス」というヤツです)

 

ですから、「心は通っていない」のです。

こうした人間関係は「取り引き」や「利用する、される」、「どっちが上、下」と言ったものになるわけです。

 

出川さんがこれまでどういう人付き合いをしていたかわかりませんが(少なくとも私のようではないでしょうけど)

中岡さんという人生の内で言えば、かなり遅い時期ではあったけど、本当に分かり合える友達と出会うことができたと実感したから、あのような言葉が溢れてきたのだと思います。是非この先も良い友人関係を築いて欲しいと思います。時には大喧嘩してもいいでしょう。本当の友達ならそれを乗り越えられますからね。

 

 

みなさんは「友達」をお持ちですか?

「いない」という人もいるでしょう。

別にいなくたって全然問題ありません。恥ずかしいことでもなんでもありません。

でも「友達」は若い頃に作るもので、もう年を取ったからこの先できない。というのは「思い込み」です。

ありのままの自分でいて下さい。それをそのまま好きになってくれる「友達」が現れるかも知れません。

あなたの素晴らしさに気づいてくれる友達が。

 

 

それでは今日はここまで。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。